探偵社の豆知識
探偵社と興信所に関しての豆知識をここではご紹介していきます。
探偵社や興信所の選び方や信用度などに直接関係するような知識ではありませんが、探偵社が行っている調査について少しでも知っていただければと思います。
探偵の尾行
探偵社興信所によく尾行や張り込みを行う行為や、隠し撮りは違法ではないか?
との質問が寄せられることがありますが、探偵社興信所では正当業務行為(刑法第35条)が適用されているので、報道関係と同じく、合法的に尾行や張り込み、撮影などの調査をできる個人、法人となっています。
探偵の尾行の服装
探偵の服装というと、大体の人は探偵ドラマや探偵小説の主人公の服装を思い浮かべますが、はっきりいって探偵ドラマや探偵小説の真似をすれば怪しまれやすくなることは間違いないでしょう。
特に探偵は黒色の服装を好むという噂がありますが、尾行時、探偵は黒色の服装は逆にしません。黒色は、イメージ的にあまり目立たない感じがありますが、実は昼でも夜でも目立つ色なのです。
主に尾行するのは街中です。コンクリートや道路の中、同系色、同色であるグレーが最も目立たなく、また記憶に残りにくいとされています。
尾行や張り込みの時の探偵の尾行の服装は、意外と黒い色の服装はしないものです。
黒という色は意外ですが、昼でも夜でも「目立つ」のです。
街中で一番目立たない色はグレー系の服装です。コンクリートや道路、ビルなどの色彩と同色であり、あまり目立たなくなります。探偵のなかでタブーとされている色が赤。目立ちやすいことは勿論、記憶としても残りやすい為、赤色を身につけることはほとんどありません。
探偵グッズ
探偵社興信所にも、少なからず探偵グッズと呼ばれるものはあります。
尾行、張り込み、あらゆる調査において探偵グッズは欠かせません。
1、ボイスレコーダー
紙や携帯などでメモをすると手間取ったり時間を食うため、対象者の行動を声で記録していきます。
2、カメラ(スパイカメラ、デジタルカメラ)
探偵が対象者の行動を映し、録画する為のものです。
3、電車カード
対象者が電車を使うのであれば、この探偵グッズは欠かせません。対象者と同じように切符を買っていては到底間に合いません。
4、帽子
主に変装用として使用します。対象者に怪しまれた際や、調査開始からつけておき、途中で外すなど、印象に変化をつけます。
5、メガネ
帽子と同じく、変装に探偵は使用します。少しでも印象をかえると、案外怪しまれないことは多いです。メガネでも、できれだけフレームに特徴のあるもの(黒縁など)を探偵社興信所では好んで使用します。
6、上着
同じく変装に使用します。何枚か重ね着をし、調査中に少しづつ脱いでいきます。
探偵社興信所では、他にも調査場所にあった服装をあらかじめ用意しています。
7、傘
探偵も天気予報には注意していますが、急な雨には防げないこともあります。雨の日に傘を差さない人がいれば、かなり怪しいので、折りたたみ傘などを準備しておきます。
8、たばこ
対象者が急に立ち止ったりした場合などに、探偵はたばこを出して吸うふりをして、対象者と同時に立ち止まっても怪しまれないようにします。他にも立って張り込みする際に、たばこを吸っていれば自然に風景に溶け込みます。
ちなみに、ポイ捨てはよくありませんので、探偵といえど携帯灰皿は持ち合わせています。
変装用グッズは探偵社興信所が尾行や張り込みを行うにおいて必需品で、帽子、メガネ、上着の三点セットを変えると印象はがらりと変わります。